「 阿修羅様がみてる 」 シリーズ
※下に行く程、新しい作品です。
『 阿修羅様がみてる 』シリーズは、オニーのアトリエが作成中のゲームの外伝小説です。
ゲーム企画「恋をしようゼ、BABY!」の、外伝っつーか、番外編みたいな内容となっております♪
ゲームの完成が遅いので、それ以外の『思いついた内容』を、暫時公開っ♪ …みたいな。
因みにこの企画、作品によって『時間軸がめちゃくちゃ』です。
発表順は、必ずしも時間的に追っかけていってはいないのです。
そこでご用意しました、この外伝小説特有の新年号!!(笑
…その名も……
『 雅 』(ミヤビ)
…つまりは、「登場キャラクター・尾関雅が何年生の時の話なのか」というコト(笑
使用例:『 雅1年 』
因みに、尾関雅は、舞台バージョンの登場人物『近藤イサミや土方歳夫ら』と同級生です。
星影学園のゴールデンエイジ(笑
その象徴が尾関雅なんで、年号に採用(笑
では、ご覧頂きまひょか♪
作品No.01 短編小説『 尾関 雅 』(雅3年になる直前の春休み)
作:コジ・F・93
(↑タイトルクリックで、作品が読めます)
〜 『 尾関 雅 』の概要 (一部を抜粋) 〜
あまりにも平凡で、ともすれば記憶の片隅に埋もれてしまいそうな、あの頃の1日。
今となっては思い出すこともない、そんな1日のお話。
※ この作品が発表された時点では、まだ「阿修みて」シリーズという冠はありませんでした。
作品No.02 『 相馬 和恵 』(雅3年になる直前の春休み)
作:鬼団六
(↑タイトルクリックで、作品が読めます)
〜 『 相馬 和恵 』の概要 (一部を抜粋) 〜
で、今日から授業。っていうか、ホントの始まりはこの瞬間からだよネ、きっと。
昨日は式が終わって、振り分けられたクラスに行って、担任教師の珍奇な挨拶と、クラスメート同士の簡単な自己紹介イベント(しかも、皆で出方の探りあいだから、どうにも余所余所しいったら、アータ)だけだったので、実際には何も始まってなかったし。
ボクは、まだ誰も登校してきていない、無人の教室に入り、自分の席につく。
※ この作品が発表された時点では、まだ「阿修みて」シリーズという冠はありませんでした。
作品No.03 『 野村 理佳 』(雅3年になる直前の春休み)
作:渡辺浩造
(↑タイトルクリックで、作品が読めます)
〜 『 野村 理佳 』の概要 (一部を抜粋) 〜
「あれ?まだ、受付が済んでいないコがいるわ。」
「マジで?」
「えぇ、野村 理佳ってコかな。
………野村 理佳さーん。受付が済んでないわよー。」
「す、スミマセン!!今、行きます!!」
受付の2年生が名前を呼ぶと、名前しか分からない後輩から返事が返ってきた。
※ この作品が発表された時点では、まだ「阿修みて」シリーズという冠はありませんでした。
〜 『 February14 Another Day 』の概要 (一部を抜粋) 〜
「今年はボクが勝つぜ!」と、イキナリ斎(イツキ・女子高校生)が切り出してきた。
「何にだ?」当然雅(ミヤビ・女子高校生)は切り返す。
「かぁぁぁぁぁっ!出ました!雅さんの余裕発言!!なんだぁ、オメーそりゃ勝者の余裕か?余裕なんだなド畜生!!…だがなぁ、そうやって余裕こいてられんのも、今日の夜が最後だぜ雅。明日の今頃オメーは『ゴメンナサイ斎さん。私が間違ってました』ってボクに泣きついてくんだからよぉっ!ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」
「…確かにその顔はヤバイな。泣いてしまいそうだ」全く興味のないトーンで雅は言う。
※ この作品が発表された時点では、まだ「阿修みて」シリーズという冠はありませんでした。
〜 『 阿修羅さまがみてる 』の概要 (一部を抜粋) 〜
「お待ちなさい」
2学期初日。つまり、9月1日。
銀杏並木の先にある二股の別れ道で、嘉穂(カホ・女子高校生)は背後から呼び止められた。
明らかに雰囲気で置かれたマリア像の前であったから、一瞬マリア様に呼び止められたのかと思った。なんてことは全くなかった。
※ この作品が発表された以降、「阿修みて」シリーズという冠が付きました。
作品No.06 〜 阿修羅さまがみてる 〜
『 時雨色に染めてみて 』(雅3年)
作:渡辺浩造
(↑タイトルクリックで、作品が読めます)
〜 『 時雨色に染めてみて 』の概要 (一部を抜粋) 〜
季節はサンサンと太陽の照りつける夏。
「ふぁぁぁ〜〜〜。」
生徒たちの喧騒が響く校門を早雲は気だるそうに大きな欠伸をしながら通り過ぎる。新入生も星影学園での生活にも慣れ、各々の生活習慣が身に付き始めた。
「ふぁぁぁ〜あぁ〜あぁ〜あぁ〜ん。」
早雲は短めの坊主頭を掻きながら、もう一度大きな欠伸をする。
彼が何故、ここまで眠そうなのか。これには理由がある。
彼は夜更かしをしていたのだ。
…とはいえ、彼の生活習慣に夜更かしの予定は入っていない。昨晩はつい、寝るのが遅くなってしまった。
〜 『 ペンを折ったら切腹よ♪(上) 』の概要 (一部を抜粋) 〜
「いやぁ〜……相変わらず、スゴイッスよね〜、先輩って」
鉛筆の向かいの左に座っている女生徒が、その様子を見て呟く。彼女の手は、一旦休憩らしい。
「あにがよ?」
執筆中の原稿からは目を離さずに、鉛筆が言う。
「今日日、手書きッスよね? しかも鉛筆ッスよね? しかも3Bッスよね?」
「いや、吉田。小刀で鉛筆削り、ってのが抜けているわ」
5人の席順から判断するに、一番偉い位置(鉛筆の右斜め前で、部室扉から一番遠い席。所謂お誕生日席)の女生徒が口を挟む。彼女もまた、原稿執筆中のPCモニターからは目を離してはいなかった。
「あ、それを忘れてましたわ」
吉田と呼ばれた女生徒は、掌でおでこをピシャリと叩き、細い目を更に細くして笑顔を作る。人懐っこい笑みだ。
〜 『 ペンを折ったら切腹よ♪(中) 』の概要 (一部を抜粋) 〜
…あの部室での呟きから、一夜明けた翌日。
例え山内が「不安に押し潰されそーな、眠れない夜」を迎えていたって、確実に無情に朝は来る。
しかも、天気はすこぶる良い。ザ・秋晴れ、ってカンジだ。
だが、そんな「浮かれモードなお天気」が、今の山内には不快だった。
〜 『 Virgin's High! 』の概要 (一部を抜粋) 〜
「…厚かましいお願いで、本当に悪いんだけど…私もお邪魔していいかな?」
――5人の年末年始の予定が決まった。
〜 『 渡せなかったチョコレート 』の概要 (一部を抜粋) 〜
「ハァ……ホント、どうしよ……」
ため息をついてしまう私。ここの所、同じ所で悩みが堂々巡りだ。
今度のチャンスこそ、逃したくない自分がいる。
でも、まだ1年生が終わるだけだから、焦らなくたっていいじゃないか、と思う自分もいる。
作品No.10 〜 阿修羅さまがみてる 〜
『 渡チョコ・番外地 』(雅1年)
作:鬼 団六
(↑タイトルクリックで、作品が読めます)
〜 『 渡チョコ・番外地 』の概要 (一部を抜粋) 〜
さて、今回は『 渡せなかったチョコレート 』の番外編。
短めのお話をサクサクッと参りましょうか。
〜 『 #−シリーズ 』の概要 (一部を抜粋) 〜
さて、今回は『 #−(マイナス) シリーズ』
短めのお話を、3本一気にアップ!! 作品ナンバー順に、
「 武田 裕美(タケダ・ヒロミ) 」
「 大石 近子(オオイシ・チカコ) 」
「 服部 優妃(ハットリ・ユウヒ) 」
が、主人公でーす♪
作品No.14 〜 阿修羅さまがみてる 〜
『 白い日に纏わる騒動 』(雅2年)
作:鬼 団六
(↑タイトルクリックで、作品が読めます)
〜 『 白い日に纏わる騒動 』の概要 (一部を抜粋) 〜
――ま、その辺の全てが、『 付き合いたて 』故に、まだあまり関係の無い、
近藤 イサミ(コンドウ・イサミ)&土方 歳夫(ヒジカタ・トシオ)の新米カップル・2年生。
土方よ……2年越しのチョコレートは、重いぞ、きっと(笑
※作品No.09『 渡せなかったチョコレート 』の続編です。
〜 『 それは舞い散る桜のように −星影学園の場合− 』の概要 (一部を抜粋) 〜
3月下旬。桜が3〜4分咲きになった、抜けるような青空の広がる日曜日。
星影学園の年度末最後のイベント(といっても、いつもの度を過ぎたバカ騒ぎではない)である『新入生の入寮日』がやってきた。
〜 『 〜Lilac On The Hillside〜 』の概要 (一部を抜粋) 〜
──次の英文を日本語に訳してください。
『Let's dorp colony shall we?』
1問目から付加疑問文。甘く見ていた生徒はこれだけで血の気が引くはずだ。事実、嘉穂もちょっとビックリした。
(え〜と、『コロニーを落としましょうね』……コロニーを落としましょうね!?)
作品No.17 〜 阿修羅さまがみてる 〜
『 〜豪傑たちの黄昏〜 』(雅2年)
作:渡辺浩造
(↑タイトルクリックで、作品が読めます)
〜 『 〜豪傑たちの黄昏〜 』の概要 (一部を抜粋) 〜
ズダン!!
豪快な音が幾度となく、室内に響き渡る。
腹の底から出ている気合を込めた声は、その何倍も轟いていた。
ここは、格技場。色とりどり、選り取りみどりの格闘系の運動部が集う場所。私立の強みをフルに生かし、武道館を思わせるだだっ広い練習場には、今日も格闘、大好き!な男女が汗を流していた。
〜 『 〜Green Green〜 』の概要 (一部を抜粋) 〜
──5月。
入寮やら、入学やら、進級やら、クラス替えやら(3年生はないけれど)がやっと終わって、新しい生活のリズムを掴んだと思ったら、大型連休がやってきて。
休みが終わって、1週間もすれば、もう中間テストがやってくる。
激動の1月半を終えて、やっと訪れる平凡な日常。
──平凡な日常なんて、本当にあっという間に崩れるものだって、この時まで、わたしは思ってもいませんでした………
作品No.19 〜 阿修羅さまがみてる 〜
『 〜1年生をお仕事〜 』(雅2年) New!!
作:渡辺浩造
(↑タイトルクリックで、作品が読めます)
〜 『 〜1年生をお仕事〜 』の概要 (一部を抜粋) 〜
5月の大型連休。
部活のやってない人たちは休みを満喫してるけど、今日も今日とて、私たち柔道大好き人間たちは元気良く汗を流している。
今は「乱取り」の時間。乱取りとは云わば、立ち技の実戦練習。乱取りの良いところは、他にはない爽快感。自分よりも大きい相手を投げた時は体が震えるほど嬉しかった。
作品No.20 〜 阿修羅さまがみてる 〜
『 微妙に奇妙な異常が尋常 』(雅2年になる直前の春休み)
作:鬼 団六
(↑タイトルクリックで、作品が読めます)
〜 『 微妙に奇妙な異常が尋常 』の概要 (一部を抜粋) 〜
さっきまで近かった距離が、物理的にも、精神的にも離れていくようで。
「…絶対に、わかる時が来る。そしてその時、篠原君はきっと……」
最後の方は、消え入りそうな声。儚げな笑顔。
「え、オレが何だって?」
「何でもないっ! じゃあ、またね!」
そう言うと、学園の門を駆け抜けていく。
走り去る後姿に、赤毛が揺れていた。
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